Team CySecは、国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec)を通じて知り合いとなった学修生、現役受講生、講師、関係者が交流を通して、サイバーセキュリティの学びを深めると共に、さらなる飛躍を応援するCySecコミュニティの名称です。

CySecコミュニティ Team Cysec

東京電機大学では、大学として、大学院生だけではなく、多くの社会人が最先端の国際的サイバーセキュリティ学を習得し、高度な情報セキュリティ能力を有する人材としてステップアップし、国際的にも活躍することを可能とすべきという考えに基づき、2014年、国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec)を立ち上げました。さらに、2016年、学部生を対象としたセキュリティ人材育成を進める「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」を開始することにより、学部生、大学院生、社会人を対象とした基礎から応用までの体系的に学べる場を整備してきました。

2024年、CySec 10周年を機に、国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec)を通じて知り合いとなった学修生、現役受講生が主体となって交流し、活動できる場を作るため、CySecコミュニティ Team Cysecを立ち上げました。Team CySecの主役は学修生、現役受講生です。東京電機大学は、その活動を支援します。

分野横断型講座

企業における情報セキュリティを統括する最高情報セキュリティ責任者(Chief Information Security Officer: CISO)や、セキュアな情報システムの開発において主導的役割を果たす上級セキュリティエンジニアを、育成すべき高度人材像としています。
CISSP: Certified Information Systems Security Professional

開講中の特定のCySec科目を学び直しとして聴講できる制度です。 

分野特化型講座

”「モノづくり」のサイバーセキュリティ”を支える高度な専門人材の育成を目指し、製品開発の上級エンジニアや、PSIRTの上級チームリーダーを育成すべき高度人材像としています。
CEH:Certified Ethical Hacker

必要に応じて、新たな分野特化型講座のコースを開講していく予定です。

学内外向け講座

これまで独立して運営していたさまざまな情報セキュリティ関連の活動を、CySec Extensionという形で統合しました。

サイバーセキュリティ研究所とタッグを組み、サイバーセキュリティ教育プログラムの在り方を研究課題とするサイバーセキュリティ学研究プロジェクトを推進しています。このプロジェクトでは、学外の学部生、大学院生も聴講可能な形態で、情報セキュリティを知る機会の提供を目的とした「情報セキュリティ講座」を開催しています。

講師派遣型の学外向け集中コースで、CySec科目のうち、サイバーセキュリティ基盤I・IIを対象としています。

2015年から毎年開催しているサイバーセキュリティシンポジウムは、CySecエクステンションプログラムの一部という位置付けになります。

CySecを通じて知り合った学修生(OB/OG)や現役受講生が主体となって交流し、活動するための場です。

学修生とは、CySec、CySec Expertの講義を履修したことのある受講者(過去形)の総称です。学修生の中には、すべての科目を受講し履修証明書を取得し修了した受講生、特定の科目のみを受講し修了した受講生を含んでいます。現役受講生とは、CySec、CySec Expertの講義を履修している現在進行形の受講生のことです。

2021年から、情報セキュリティへの各種取組みを安全・安心なサイバー社会実現につなげるため、学部生、大学院生、社会人を対象とした基礎から応用までを体系的に学べる場(Cysec)を基点としたサイバーセキュリティ教育プログラムの在り方を研究課題とした「サイバーセキュリティ学研究プロジェクト」を推進しています。

2016年から「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」に参画し、学部生を対象としたセキュリティ人材育成を進めています。

First Published: 2024/05/17